アルプスの少女ハイジ
[2007/06/24] | 感想系 | トラックバック(0) | コメント(1) | TOP ▲
なんとまあ、懐かしいというか。でも、この作品の放映途中で、裏番組で『宇宙戦艦ヤマト』が始まったので、家族とケンケンガクガクのチャンネル争いをすることになったという想い出もあったりする作品だったりもします。1974年の日曜夜、7時半のことでありました。
今にして思えば、演出が高畑勲、場面設定・画面構成が宮崎駿というすごい作品。実はバンダイチャンネルキッズで放映中(毎週木曜更新、「2週ごと4話いれかえ」)なのでありました。
で、例によって「絵コンテ:富野喜幸」の回が気になるのは悪い癖ですね。Wikipediaの記載から書き出してみました。
- 第04話 「もう一人の家族」
- 第07話 「樅の木の音」
- 第10話 「おばあさんの家へ」
- 第13話 「再び牧場へ」
- 第14話 「悲しいしらせ」
- 第18話 「離ればなれに」
- 第21話 「自由に飛びたい」
- 第23話 「大騒動」
- 第27話 「おばあさま」
- 第29話 「ふたつのこころ」
- 第33話 「ゆうれい騒動」
- 第37話 「山羊のあかちゃん」
- 第40話 「アルムへ行きたい」
- 第42話 「クララとの再会」
- 第44話 「小さな計画」
- 第46話 「クララのしあわせ」
- 第49話 「ひとつの誓い」
- 第51話 「クララが歩いた」
全52話中、18話に参加してたのでした。って言っても、前にも『母をたずねて三千里』のことでも書きましたけど、高畑演出、宮崎レイアウトの中で、ここが“富野絵コンテ”だなぁという指摘ができるようなマニアな目線の持ち主ではないので、むしろ「誰かぜひ教えて」という気持ちだったり。(笑)
今日は第7話「樅の木の音」を見ました。ネタ的に「樅の木が鳴ってる!」という後半のほうのセリフが知られてる、その樅の木の音に関わる話。
リアルタイムでは、後半は『ヤマト』を見てたんで当然なんですが、再放送も何度か見てるはずにも関わらず、これは『母をたずねて三千里』とは逆に、序盤のほうの“豊かな自然”の印象ばかりが強い作品でした。でも見直してみて再認識したのは、やっぱり高畑テイストなので、序盤から決して甘っちょろい味付けだけではなかったな、という感じ。(大自然は厳しいものでもある。)やっぱり名作といわれるだけのことはあります。
なかなか全部見通す元気というと、難しいんですが、富野絵コンテ回だけでも見てみようかというと、やる気が出そうに思えるのが不思議なところです。(笑)